「さあ2016年春闘!」
2016年 通信労組中央本部旗開きを開催東京
 
2016年もがんばる決意の参加者(世田谷 本部事務所にて)
 
  通信労組中央本部旗開きを1月8日、東京・世田谷の本部事務所にて約70人の参加で開催しました。

 宇佐美俊一中央執行委員長は「昨年は、安倍政権の国民無視、財界・大企業奉仕への、強権政治姿勢で、国民の大多数が反対をした派遣法の改悪や憲法違反の戦争法を、強行成立させました。
 国民に犠牲を押し付け、「何が何でも、戦争への道を突き進む」という、独裁姿勢と、それに反対する国民運動が、大きく盛り上がった1年でした。
 今年は、7月の参議院選挙を控えた、「変革のための年」です。
 国民大多数の願いを実現するために、通信労組は今年1年、2つの「変革」課題に取り組みます。
 1つは「安倍政権を打倒し、戦争法を廃止させ、国民・労働者の暮らしと、平和を守るため」の「政治の変革」です。
 2つ目は、1月31日のJMIUとの組織統一大会を成功させ、旧組織の殻を打ち破り、大きく育つための「変革」です。
 この2つの課題を実現するために、通信労組はこの1年、「学習」「拡大」「運動の楽しさを広げる」の3つの運動を重点として取り組みます。
 16春闘は、労働者の生活向上にむけて、ベア改善要求の獲得闘争に、職場労働者との対話を広げ、要求の多数派づくりに全力を上げます。
 実質賃金の低下に対し、物価上昇や各種増税を上回る賃上げで、消費購買力を向上させるたたかいに、産別を超えて、全労働者が結集できるたたかいに向けた、宣伝活動を強化することが必要です。
 要求アンケートや2000万署名を持ち、対話をし、参加や協力を訴え、広げます。
 残業代ゼロ法案とも言われる労働法制の改悪で、労働者の雇用破壊もたくらまれており、たたかいは待ったなしです。
 通信労組に寄せられている、全国の職場労働者の信頼に応え、要求の多数派による要求実現にむけて、たたかいが見える大運動に取り組みます。
 同時に、戦争法廃止に向けたたたかいとも結合し、組合員を増やす取り組みを常に意識し、この1年、2つの変革課題に全力で取り組む決意です。」とあいさつしました。

 来賓からは、全労連副議長・JMIU委員長の生熊茂実さん、日本共産党衆議院議員・田村孝昭さん、東京合同法立事務所・松島暁さん、自治労連・高柳京子さん、全労連共済・小林正春専務理事があいさつしました。

 労働総研常務理事・熊谷金道さんの乾杯後、JAL原告団等の友誼団体あいさつや、「歌声」で会場が盛り上がりました。
 日本共産党参議院議員・吉良よし子秘書・宮野入晶子さん、日本共産党衆議院議員・梅村さえこ秘書・田村幸恵さんが参加しました。

 岡本宗和書記長は参加の御礼と新年の決意で「通信労組は全労連の16春闘方針に団結し、すべての労働者の賃上げにこだわり、春闘勝利と組織拡大の前進のために全力でたたかう」と述べました。

 最後に「がんばろう」を大合唱し散開となりました。
 
 
 あいさつする宇佐美俊一中央執行委員長
 
 
 「あの空へかえろう」を歌うJAL闘争団、伴奏は千秋さん
 
 
 JAL原告団のスピーチ
 
 
 参加の御礼と新年の決意を述べる岡本宗和書記長